実際に親が亡くなった時に、多くの人が悩む問題の一つが、
実家の建物を「売るのか、売らないのか」。
ちなみに「空き家のまま放置!」するといろんなリスクがあります。
たとえば、
・建物が劣化していって資産価値が低下していきます。
・不法投棄だったり、不法侵入のリスクもあります。
・雑草だったり、虫の発生による近隣からのクレームもあります。
・屋根や外壁の崩れや倒壊によって近隣や歩行者への損害賠償もあります。
では、空き家にしないために実家はどうすればいいのか?
選択肢は、3つあります!
1. 売却して現金に変える
2. 人に貸して賃料を得ること
3. 自分たちが住む
この3つです!
1つ目の「売却」は、非常にわかりやすいです。
売って現金化して、兄弟姉妹で現金を分けるだけです。
2つ目は、「貸す」ことです。
その家に賃貸の需要があれば、貸してもいいです。
兄弟姉妹がいる場合は、誰が管理して収益をどう分配するか、話し合いが必要です。
そして3つ目、あなたが今、賃貸住まいなら、自分たちが「住む」ことで家賃も浮きます。
これも有りです。
この3つを大きく分けると2つに分けられます。
「売るのか」「売らないのか」です。
まずは、「売るか」「売らないか」を判断する必要があります。
現実には、多くの人が空き家のままにしています!
売らずに残しています。
それは、なぜなのか?
最大の理由は、「仏壇があるから…」です!
誰の家にもそんな置き場所はないです。
粗大ゴミに出すわけにもいかないです。
でも、これは思いきるしかないです。
業者に相談して思い切って行動してください。
では、
相続した実家を「売るのか、売らないのか」どこで判断するべきか?
これは実家が建つ土地のポテンシャルで決めてください。
不動産としての価値が小さければ、売ってください。
大きければ、売らずに持ち続けるのがいいです。
不動産の価値はどこで判断するのか?
物件そのものでは、ないです。
その物件の「立地」で判断してください。
あなたは、その場所に「住みたいか?」それで考えるのが
一番わかりやすいです。
中心地へのアクセスはどうか?
駅までの距離は近いのか
近くにスーパーや病院があって不自由なく生活ができるのか
近隣に雇用があるかないかも重要です。
価値が低いなら、すぐに売ることです。
一方、実家の資産価値が高い場合なら、人に貸して収益を得るのも有りです。
自治体からの助成金
日本政策金融公庫の融資 を活用して水回りなどをリフォームして
戸建賃貸として貸し出す方も多いです。
アパートと違って入居期間が長いのは、戸建賃貸のいいところです。
もし、建物が古ければ、思い切ってアパートに建て替えるのも有りです。
但し、アパート経営はあくまでも事業です。
ビジネスです。
無知は身を滅ぼすのでしっかりと不動産の勉強をしないと無理です。
まとめると…
①実家を売るのか売らないかは、土地のポテンシャル、不動産の価値次第です。
②不動産価値が高ければ売らずに人に貸して収益を得る方法を考えてください。
③建物が古ければ、アパートへの建て替えも検討してください。