「デザインする」という作業は、対象が印刷物かウェブサイトかで
注意するポイントが異なります。
たとえ、あなたがWebデザイナーでなくともブログやサイトをデザインするうえで
この３つの極意を実践すれば、ブログ訪問者の行動や反応を変えられるのです。
そこで集客やアクセスアップを目的とするウェブサイトを作っていくには、
どんな点に注意してデザインしていくべきか初心者でも即実践できる
３つの秘訣をお伝えします。
画像データの解像度は、「72dpi」で使用する
印刷物とWebサイトを比較してわかる大きな違いは、「カラーモード」と「解像度」です。
カラーモードでは、印刷物は「CMYK」という4種類のインクで色を表現するのに対して
Webサイトでは「RGB」という3色の色でディスプレイを表示しています。
また解像度で比較してみると
印刷物は、印刷機を使用してプリントするため高解像のデータを利用しなければ、
ぼやけた粗いイメージになってしまいます。
それに対して印刷物よりも解像度の低いディスプレイで表示されるWebサイトでは、
高解像のイメージは全く必要はありません。
印刷物の使用している写真の解像度は350dpiですが、
Webサイトで利用するデータの解像度は、72dpiが基本となっています。
つまり、
あなたのブログやサイトで使用する写真やイラストは、カラーモードがRGBで
解像度は72dpiの低解像度で使用することで次にお伝えする「操作性の良いサイト」
を作ることにつながってくるのです。
これだけで「３秒で閉じられるブログやWebサイト」から回避できますね。
閲覧をスムーズにする「操作性」を良くする
印刷物はほとんどが「見せる」だけの目的でデザインしていますが、
Webサイトは、「使う」ことも目的の一つとしています。
例えば、
現在閲覧しているページから別のWebサイトやページへ移動したり、
ショッピングサイトで情報を入力して商品を購入するといったことです。
わかりやすくいうとPCの向こう側にいるお客様が操作する「使う」ことができる
メディアであることが重要です。
あなたはこんな経験がありませんか？
検索窓を使ってWebサイトをクリックしたものの表示に時間がかかりすぎてるブログ、
スクロールが遅くてストレスがたまるようなサイトなどです。
人はこのようなストレスを感じてしまうと3秒待たずにすぐに閉じてしまっています。
これらは、デザインする段階で何かしら問題があるから生じているのです。
このため、
文字が入力しやすいような枠の大きさを決めたり、複数のボタンを
誤差誤操作しないように位置を離してレイアウトするなど「見た目」以外の
こともしっかり考えてデザインする必要があります。
短時間で情報発信できる「更新のしやすさ」を考慮する
さらに、印刷物とWebサイトの大きな違いは、「内容の変更」が
すぐにできるか、できないかです 。
印刷物を変更するには再度印刷しなおさなければなりませんが、
Webサイトの場合は「更新する」ことで内容の変更はすぐにできますし、
別に費用が発生するわけでもありません。
Webサイトは、更新することが前提のメディアなので新たな情報を随時自由に
発信することができるのがメリットなのです。
このため、
Webサイトをデザインするときも「更新のしやすさ」が重要になりますし、
編集作業の効率性も考慮しなければなりません。
たとえば、
頻繁な更新が必要なのに編集作業に時間がかかりすぎてしまうような
データ構成ではデザインの完成度が高いとは言えません。
大事なのは、完成後の運用も考慮した上でのデザイン性が必要となってきます。
まとめ
印刷物とWebデザインの決定的な違いとは？
Webサイトで使用する画像は、低解像度「72dpi」で使用して閲覧するお客様に
ストレスを与えない「操作性」を考慮し、新たな情報を随時自由に発信できる
「更新のしやすい」Webサイトをデザインするということ。
さらにブログやサイトで「集客」や「アクセスアップ」を目的とするなら、
３秒で閉じられないWebサイトのデータ構成を考え、完成度の高いWebデザインを
施していくことが必須条件となります。
これがブログ運営に欠かせない3つの基本であり、ブログ初心者であっても
ぜひ実践することをおすすめします。
▼では、
「質の高いWebサイトとはどんなものなのか？」
「完成度の高いWebデザインとはどんなものなのか？」
については、そのメリットなどをこちらの記事でお伝えしていますので
参考にしてみてくださいね。
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